国内唯一のスパ&ウエルネスの専門展示会「スパ&ウエルネス ジャパン」が9月7〜9日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はUBMメディア、後援が経済産業省、観光庁など。今回から全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が協賛に加わった。美容の総合展示会「ダイエット&ビューティーフェア」と初開催で、美と健康長寿製品などを展示する「アンチエイジング ジャパン」との共同開催となる。
UBMメディアによると、3展の出展規模は昨年比10%増の約400社。来場者2万6千人を見込んでいる。
展示ゾーンでは、温浴設備・機器や温泉・ツーリズム、コスメ・美容機器などが出展される。今年から新たな特別エリアとして「ナチュラル&スパプロダクツ」を設けた。スパの付加価値を高める施策などを紹介する。
同展示会のもう一つの見どころが、100を超える多彩なイベントとトレンド情報満載の各種セミナーだ。
7日には、「ビューティー&ウエルネスサミット」を開催する。テーマは「美と健康で日本を元気に」。観光庁の大岡秀哉ニューツーリズム推進官や健康と温泉フォーラムの合田純人常任理事らが登壇する。「地域資源を活用したニューツーリズム」「地域の温泉の取り組み」を題材に講演する。
8日の「スパ・シンポジウム」のテーマは「健康長寿、グローバルの潮流にチャンスをつかめ」。全旅連シルバースター部会の多田計介部会長(ゆけむりの宿美湾荘社長)が同部会の「人にやさしい宿」の取り組みを紹介する。また、健康ビジネス協議会の荒木善紀理事(風雅の宿長生館専務)が、「アンチエイジングのお宿(仮)認証制度への取り組み」と題して講演する。併せて、パネルディスカッションも催す。
うつ病と温泉療法の関係について、北海道大学の阿岸祐幸名誉教授らが解説するなど、多数の専門セミナーを予定する。
また、日本のベストスパを発表する「クリスタル アワード2015」の授賞式も行う。
詳しくは事務局(UBMメディア内)TEL03(5296)1013。
昨年の会場の様子